先月から、店頭の方にはASPR(アサプラ)のドラムヘッドが入荷してます!
アサプラは 国内唯一のドラムヘッドメーカー。「日本人が日本の材料で日本国内で生産する正真正銘の純国産品」にこだわり、多くのトップ・アーティストにも認められる高品質な製品を作り続けています。
素材や加工法にも職人の技術やアイディアが光る、他社とは一味違うラインナップが魅力ですね!アーティストや企業の意見を取り入れた製品開発もおこなっています。
そんなアサプラヘッドの最大の特徴はチューニング・レンジの広さ、チューニングの決まりやすさ。
R社やE社などのヘッドでは、アルミの枠に接着剤を使用してフィルムを固定していますが、アサプラ ではヘッドのフープ成形(6インチ〜18インチ)に”ASPRロック”と呼ばれる独自のフィルム固定方式を採用しています。
これはフィルムを巻きつけた鉄芯をアルミの外枠で包み込んで固定する方法(カシメ方式)で、アサプラ では比較的太い鉄芯をしているためにフープ全体の剛性が大きく、チューニングの際の応力が分散されることでこのチューニングの決まりやすさにつながっています。
アサプラ のラインナップにはヘッドの素材の違いによって大きく3つのタイプが存在しており、それぞれの特徴は以下の通り(文章はアサプラwebsiteより引用)
STタイプ(STヘッド)
ストレートなフィルム素材を用いた明るく豊かな響きと自然なタッチ、倍音の発生を程良く制御しながら音程感とのバランスを考慮して熟練の職人が1枚1枚丁寧に制作した信頼の品質、そしてスムースホワイト、フィルムを含む豊富なバリエーションは、ジャズ、ロック、クラシックを問わず、幅広い現場で確実な答えを提供。これまで他社製ヘッドを使用していた方にも違和感なくお使いいただけると思います。
PEタイプ(LCヘッド)
鋭いレスポンスとファットな音色、ローピッチからハイピッチまで素早く決まるチューニング、フィルムの張力を整える”アニール加工”と鉄心を用いた”ASPRロック”フープから生まれる新しいサウンドはライヴからレコーディングまで、あらゆる現場での”即戦力”に!
TEタイプ(SLヘッド)
プラスチックPETフィルムを全く使わないスネアドラム用SL(シンセティックレザー)ヘッド。独自の技術により基材に高張力繊維「テクノーラ」を使用、合成皮革(シンセティックレザー)材料との組合せで本皮により近い商品です。
実際に試してみると、アサプラのヘッドは全体的にミドル〜ローレンジの発音がよく、ローピッチなチューニングにしても音がまとまりやすいのでとても扱いやすい!
中でもアサプラ のフラッグシップモデルであるTEタイプ(SLヘッド)はスネアドラムにオススメです。このヘッドは特にハイピッチにした時のリム周辺の倍音が抑えられる印象で、なおかつ音の詰まりが少ない!またハイピッチでも打面のテンションが高くなりすぎず、適度にもっちりとした打感が特徴です。
今回はそれぞれのタイプの標準的な厚さのラインナップを中心に入荷しておりますので、この機会にアサプラヘッドを試してみてはいかがでしょうか?
そしてアサプラさんから”TE-02C”、”ST-HEAVYD”のサンプルをいただきました!
TE-02C (14″)
TEタイプの標準(TE-01C)よりも厚めなフィルムを使用したモデル。よりファットな響きが得られる。
ST-HEAVYD (14″)
S2シリーズ(2プライヘッド)のラインナップで最も厚いS2-HEAVYよりも、さらに分厚いフィルムを2枚重ね、内側にセンタードットを貼り付けたパワーヒッター向けスネア打面ヘッド
こちらのサンプルヘッド2種、店頭にてお試しいただけます。お客様のスネアドラム等をお持ちいただければ実際に張り替えての試奏も可能です。ついに新庄でも、あのアサプラヘッドをお試しいただけます、ぜひマイスネアをもってお越しください!
また今後はスネア打面用ヘッドを中心に、お試し可能なサンプルを増やしていければと考えております、続報をお待ちください。
株式会社アサプラ Website http://www.asapura.com